仏教について現代的に見れば

仏教と聞くと、

  1. 宗教
  2. お寺
  3. 冠婚葬祭
  4. お堅い
  5. わかりにくい

そんなイメージがあると思います。

日本の主な宗教となっている仏教は一体どういうものなのか、理解されていることも少ないように思います。

目次

日本の特殊さと仏教

日本はいろいろと特殊な国です。
アジアの国々もアフリカあたりの国々ヨーロッパの国に支配されていた時代がありました。

しかし、なぜか日本は植民地化されるピンチを潜り抜けて、他国がびっくりするほどの治安の良さと衛生的な生活を送れる国として残っています。

そんな日本とミャンマーなどの国、インドの一部の人たちだけが仏教を信じています。
仏教はキリスト教やイスラム教などの宗教と日本人は比較してしまいますが、仏教はマイナーな宗教なのです。

時代を超えて仏教を知ること

仏教の考え方は、元はお釈迦様が悟られたことをたくさんの人や弟子たちに伝えた内容をもとに後世に伝えられたものです。

お釈迦様は、釈尊(しゃくそん)、世尊(せそん)、仏陀(ぶっだ)などと呼ばれたりもします。

他の宗教と違って、バイブルと言える一冊というものがなく、何万もの経典があり、教えの内容も微妙に違っていたり、人により解釈が異なり「もはや何が正しいのかわからない」という混乱が起こっています。

お寺もいっぱいあるし、宗派もさらに細かい分派もあり、何をどう信じれば良いのかわからない状態にあると思います。

しかし、元の教えはすべて同じです。

過去の歴史を遡って考えると、時代に即した内容に形を変えて仏教は伝えられているのです。

現代の人たちはたくさんの情報に触れることができる環境にいますし、
文字も読めるし、
本を読むこともできるし、
人の話をテレビやYouTubeなどで聞けるし、
難しい日本語も理解できるわけです。

昔の人たちはインドの言葉を理解しなければならなかったり、
漢文を読み書きできなければならなかったり、
その細かい解釈を人と直接会って学ばなければなりませんでした。

難易度が高いですね。

だから一部の優秀な人たちだけが真髄を理解し、庶民はただ念じるような、知識がなくてもできることしかできなかったのです。

今は私たちはいろんな手段を使って理解することができますし、
その理解によって仏教を根本から理解できる機会が与えられているのです。

宗派に関係なく仏教の教えを理解して生活に活かす

どの宗派でもブッダが伝えられた言葉や実践された取り組みをもとに決まりが作られています。

特に僧侶は厳しい修行に耐えなければならなかったり、妻帯が許されないなどの現代離れしたルールすらあったりします。

しかし、ブッダは妻も子供もおり、その後出家して6年後に悟りました。

ブッダは確かに今では神格化されているかもしれませんが、他の宗教と違い、神の子であるなどという言い伝えもなく、1人の人なのです。

そして、悟ったこと=この世界の原則を伝えられたのです。

目に見えない創造主を信じろとか、祈りなさいという教えではなく、この原則に沿って生きなさいという教えなのです。

確かに厳しい修行だったのかもしれませんが、6年間で悟ったということを考えると、
私たちにはもっと時間がかかるかもしれませんが、悟ることに到達する可能性が十分にあります。

仏教はただ神を崇めるだけの宗教ではありません。

理由がわからないルールに縛られて、現実の出来事すらも否定する宗教ではありません。

そういう意味で
仏教は現代だからこそよく理解でき、科学的にも理屈の通る教えだと思うのです。

現代科学と仏教

科学の量子力学の分野で、仏教が注目されたことはご存知でしょうか?

量子力学の研究者たちが仏教の考え方と実際に研究している科学に共通点を見出し、研究者が有名な僧侶の説法を聞きにお寺にお参りしていたことがあります。

量子力学は目に見えない細かな粒子、元素、電子の存在や現象を研究する分野です。

仏教は現実的でありながら「そんなことが本当にあるのか?」と思えるようなスピリチュアル的な思考も持っています。

しかし、それがようやく少し科学との共通点を見出し、
仏教の神秘性が現実的に明かされる可能性が生まれてきたのです。

スマートフォンでどこでも画像や動画が見れることって、すでに昔に生きていた人からすると神がかっていますよね。

私たちが知らないし、理解できないだけで、仏教の真理はきっと未知の世界へあなたを導くでしょう。

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